不眠症とは |
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睡眠時間の長さではなく、朝起きた時の不快感(だるさ・眠気)があり、 日常生活を行う上で支障をきたす程度によって判断されています。
睡眠時間というものは様々で5〜6時間しか眠らなくても平気な人もいれば、10時間くらい眠らないと 満足しない人もいます。
つまり睡眠時間の長さというよりは眠りに対する満足感が得られているかが判断基準となります。 |
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不眠症の原因 |
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身体的不調が原因で起きる不眠症 |
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咳や喘息、あるいは熱やかゆみなど体調を崩していることや身体的不快が原因によって起こる不眠です。また最近よく話題にされる突然呼吸がしばらく止まってしまう睡眠時無呼吸症候群なども挙げられます。
これらの原因の不眠はその病気を治療することが必要になってきます。 |
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環境変化が原因で起きる不眠症 |
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旅行で時差がある場所で眠れなくなったり、枕が変わって眠れなくなったり環境の変化が原因によって起きる不眠です。また暑さや騒音、明るさなどの影響で眠れなくなってしまう場合もあります。 |
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精神的ストレスが原因で起きる不眠症 |
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悩みやイライラ、極度の緊張から精神的にストレスがたまるなどの原因で眠れなくなってしまう不眠です。人間誰にもストレスは多かれ少なかれありますが、そのストレスが過剰になってしまうと不眠になってしまいます。 |
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心の病気が原因による不眠症 |
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精神的ストレスが更に大きくなり、うつ病などの精神疾患が原因による不眠です。うつ病と不眠は関係が深く、うつ病の症状の一つに不眠が挙げられます。この場合は心療内科などの専門医の治療を受けることが必要です。 |
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薬やアルコールが原因で起きる不眠症 |
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薬の副作用やアルコール、カフェインの摂取が原因によって起きる不眠です。薬やアルコールは眠れなくなった時に飲む場合がありますが、薬やアルコールは慢性的になってくると次第に摂取量も多くなってしまい悪循環となってしまいます。 |
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不眠症のタイプ |
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入眠障害 |
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寝つきが悪くなかなか眠れないタイプの不眠です。 |
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熟眠障害 |
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眠りが浅く、直ぐに目が覚めてしまうタイプの不眠です。 |
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早朝覚醒 |
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朝早くに目が覚めてしまって、そのまま眠れなくなってしまうタイプの不眠です。 |
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中途覚醒 |
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寝ている時に何度も目が覚め、眠れなくなってしまうタイプの不眠です。 |
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治療方法 |
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自然の眠りのリズムを取り戻すには・・・
不眠症の方の治療にもよく抗不安薬という薬が使われます。
抗不安薬は不安緊張を和らげるだけでなく、中には自然の眠りに近い睡眠をもたらすものもあり、医師の指導のもとで服用すれば、安全性も高く効果も期待できます。 |