不安障害について
理由もなく不安になる。それは「心の病気」のサインかもしれません。
不安障害の主な症状
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このような症状が続いている場合、「不安障害(不安症)」の可能性があります。
心のバランスが乱れることで、脳が「過剰な不安」を感じてしまう状態です。
けして「気のせい」や「性格の問題」ではありません。
不安障害の主な種類
■ 全般性不安障害(GAD)
日常のささいなことにまで、過剰に不安を感じ、心配が止まらなくなる。
■ パニック障害
突然、激しい動悸・息苦しさ・強い不安に襲われ、「このまま死んでしまうのでは」と感じるようなパニック発作を繰り返す。
■ 社交不安障害(あがり症)
人前で話す、注目されるなどの場面で強い緊張や不安を感じ、避けてしまう。
■ 特定の恐怖症
高所、狭い場所、飛行機、注射、動物など、特定の対象に対して過剰な恐怖を抱く。
不安障害の原因
不安障害は、以下のような要因が複合して起こると考えられています。
- 脳内の神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリンなど)のバランスの乱れ
- 遺伝的・体質的な要素
- 子どもの頃の経験やストレスの蓄積
- 真面目・責任感が強いなどの性格傾向
当院での治療
不安障害は、治療によって改善が可能な病気です。
当院では、以下のような治療を行っています。
- 精神科専門医によるていねいな診断とご説明
- 抗不安薬・抗うつ薬など、症状に応じたお薬の処方
- 不安の背景にある思考を整える
- 生活リズムなどの改善指導
- ご本人・ご家族への心理教育
症状の程度やご希望に応じて、薬に頼りすぎない治療プランもご提案しています。
ご相談ください
- 理由もなく不安や緊張が強い
- 電車や人ごみに行けない/外出できない
- 会議や発表の前に、極度の恐怖や動悸が起こる
- 心配や不安で眠れない、食欲がない
- 「また発作が起きるかも」と思うだけで外出が怖い
このような症状がある場合は、一度ご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
初診はお電話にて受け付けております。
不安をひとりで抱え込まず、「話してみること」から始めてみませんか?
安心できる環境で、お話をゆっくり伺います。